白神山地の自然

A18_0097-02白神山地を代表する樹木ブナは、かつて利用価値が低いとされ、開発の手が入らなかったため、広大なブナ林が残ったと言われています。
白神山地には、ブナ以外にも多くの高山植物を有し、腐葉土により栄養豊富な森は、ニホンザル・ツキノワグマ・ニホンカモシカなどの大型動物から、クマゲラ・イヌワシ・クマタカ・カワセミといった希少な鳥類など、多様な生物の揺り篭となっています。

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約8000年前には既にブナ林が形成されていました。
ブナの天然林としては東アジアでも最大級といわれ、原始性の高い状態が保持されています。
他に約500種の植物相が良好な状態で残されています。
アオモリマンテマ・ツガルミセバヤなどの固有種をはじめ、多くの高山植物が見られます。

IMGP9513 国の特別天然記念物であるカモシカをはじめ、ニホンザル、ヤマネ、ツキノワグマが生息しています。

渓流にはイワナやマスの魚影も濃く、2,000種以上の昆虫等の無脊椎動物も生息しており、広大な森の中に豊かな生態系が現存しています。

キツツキの種類の中で最大で、絶滅危惧種である天然記念物のクマゲラが生息しています。IMGP9347
カラスほどの大きさがあり、元気な太い木の幹に巣穴を作るため、白神山地のような植物相豊かな森が必要となります。
イヌワシは、翼長2mを超える大型のワシで後頭部に金色の羽があります。山岳地帯に生息し、切り立った崖に営巣しています。
個体数はかなり少なく、国の天然記念物及び国内希少種に指定されています。また、環境庁のレッドデータブックで絶滅危惧種とされています。
同じく絶滅危惧種であるクマタカもその姿を見ることができます。

白神山地の画像はこちらをご参考ください。
NPO法人ECOリパブリック白神