活動指針

■基本理念

貴重な自然環境の保護、ブナ文化の継承、
環白神における地域づくりを応援することで、
自然との真の共生を学ぶ‘日本の故郷’を再建する。

 白神山地は本州で唯一の世界自然遺産であり、自然環境や生態系が評価されて1993年にユネスコの認定を受けました。また、環白神では8000年前の縄文時代から、森と地域住民が共に響きあいながら独自のブナ文化を築いてきました。
近年の環境問題に伴い、この森に注目度が高まっています。広大な森は地球温暖化の要因となる二酸化炭素を吸収するばかりではなく、自然エネルギーや環境教育の側面においても、そのポテンシャルが認められてきたからです。
貴重な自然を守り、独自のブナ文化を継承し、環白神における地域づくりを応援するためには、独自の経済的基盤が必要不可欠となります。そこで環白神における地域復興のシステムとして白神ファンド(基金)を設置します。


■基本方針

①白神山地を軸に据えた戦略的な地域資源経営の推進
地域の自然や歴史、人材、風景、生活習慣に至る地域資源を発掘し、社会的共通資本と位置づけ、戦略的に活かしていく。

②「環白神」におけるオープンプラットフォームの構築
各自治体の戦略的な取り組みを支え、地域間の連携・アライアンスを形成していけるようなプラットフォームの構築
⇒NPO等人材育成、制度拡充、事業手法・経営手法の開発。
⇒地域産業連関の再編と再価値化、社会的事業の育成。

③未来の里山としての「エコビレッジ」創造へむけた検討
未利用の資源を今日の社会・経済システムの中で使いこなしていく仕組みづくり。里山という仕組みを現代的に変えていく。
⇒新しい山村生業の創生。

④東北復興を起点としたソーシャルイノベーションの考査
東北地方の復興・再生を通じて、社会問題をビジネスの手法で解決していくことで、地域資源経営を持続可能な地域づくりを推進する。


■長期ビジョン

環白神の市民セクターによる公益財団法人白神山地財団設立
企業や大学、行政等のさまざまなステークホルダーが手を取り合い「総力戦」で白神山地の付加価値を高め、社会的事業を担っていくための仕組み。行政はプロデュースのみの役割を担う。